通信制大学は辛い?卒業するのが難しい?在学生はこう感じています。

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こんばんは。あかねです。
働きながら資格を取りたい、経済面を考えてアルバイトをしながら大学に通いたいといった方の中には、通信制大学に通うことを考えたことがあるのではないでしょうか。

しかし、通信制大学は全日制や夜間学校に比べるとまだまだ認知度は低い方かと思います。
聞いたことはあるけど、想像がつかない、卒業が難しいと聞いたことがある等、実態が分らない故に不安になって一歩を踏み出せない方もいるかと思います。

通信制大学に通うか迷っている方、卒業までの道のりが不安な方に向けて、通信制大学でどのように学んでいくのか、辛い・難しいと言われる理由について、実際に通信制大学に通っている身から書いていきたいと思います。

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通信制大学はどんなところ?

通信制大学の特徴

通信制大学の1番の特徴と言えるのは、基本的に独学である点です。
勉強する際には、指定の教本や参考文献を基に、自分で時間を作って学んでいきます。
入学してから勉強するもしないも自分次第です。履修登録後のレポート提出期限はありませんので自分のペースで進めることが出来ます。ただし、レポート提出後に受けられる筆記試験の申込には月毎に期限があるので、ある程度の時間的縛りはあります。

単位の取り方は、科目によって課題が設定されているので、その課題を完成させて提出(郵送)します。その後に筆記試験かスクーリングを受け、両方合格すると単位習得になります。
筆記試験とスクーリングのどちらを受けるかは、受講者の意思で決めることが出来ます。
ただし、スクーリングとして開講されない科目もあるので、そちらは筆記試験を受けなければなりません。
課題(レポート)+筆記試験orスクーリングで単位を取っていきます。

筆記試験とスクーリングだけは日程が決まっているので、それに合わせて受講しなければなりません。現在はコロナの影響で在宅受験やZOOMなどを用いた遠隔授業が行われていますが、それ以前は指定の日時と会場で行われていました。筆記試験は長くても1日で済みますが、スクーリングは1科目あたり最低でも2日、長いと3日間かけて行われます。それも土日祝日やお盆、GWなどに行われるのでスケジュール管理は大変になります。

こんな方にはおすすめ

計画を立ててコツコツと目標を達成することが出来る方にはおすすめです。
基本的に自分で時間を作って自分で進めていくスタイルになるので、隙間時間を活用したり、空いた日にコツコツと進めていく必要があります。

また、明確な目標がある方にも向いています。
計画性や地道に進めることが苦手な方でも、目標があると勉強に身が入りやすいです。

こんな方は注意が必要(工夫して取り組もう)

計画性がなかったり地道に進めることが苦手な方は注意が必要です。
通信制大学の良いところは自分のペースで進められる点ですが、自分で進めなければいつまでも資格取得や卒業が出来ません。

そんなの当たり前じゃないか、全日制の大学でもそうじゃないかと思いますよね。
確かに仕事のように納期はありませんし、全日制のように時間割や課題の締切はありません。
しかし、入学後に何もしなくても責任は問われませんし、一緒に勉強してくれる人も葉っぱをかけてくれる人もいないんです。

縛りがないことや気にかけてくれる人がいないと思ったり進まないものです。
高校までの授業も「時間割」があって、「授業の時間だから」席に着いたけど、夏休みなどに計画を立てて毎日一人でコツコツ勉強した人は少ないと思います。

そう考えるとかなり大変そうですが、工夫して頑張ることで何とかなります。
現に私も通信制大学に通っており、計画を立てることが大の苦手な人間ですが着実に進めることが出来ています。

通信制大学は難しいのか

レポートが辛い?

通信制大学の難しいところはレポートだと思います。

全日制の大学では1年次にレポートの書き方を教わったり、初めのうちはそこまで難しいレポート課題が課されることはあまりありません。また、講義内の小課題で徐々に文章を書くことに自然になれていきます。
しかし、通信制大学では学年やこれまでの学歴に関係なく一律に課題が用意されています。
レポートの様式に慣れないうちは、指定の文字数を埋めるのも大変です。

その上、書き上げたレポートが返却されるまでに数か月かかります。
担当教授がレポートを添削して合否を出し、コメントも添えてくれますが、数か月越しに帰ってきたレポートが不合格だった時は精神的につらくなります。

また、課題の内容が難しく何を書いて良いのか分からないことも出てくかもしれません。
課題に悩むことがあれば、教授への質問用紙があるので、それを書いて教授に質問することが出来ます。しかし、それも帰ってくるまでに時間がかかるので、思うように進まないのも、通信制大学が辛いと言われる理由の一つなのかなと思います。

ただ、何回かレポートを完成させて提出しているうちに慣れ来ると思うので、辛さのピークは最初だと思います。
レポートの書き方についても、入学後の冊子にまとめてあることが多いと思いますので、レポートの書き方が分からない場合にはそれを参考にすると書きやすいです。

何にせよ、根気よく学び続けることが通信制大学で学ぶ上で必要です。

どれ位で卒業できるのか

これは「その人の頑張り次第」としか言いようがないです。

通信制大学では目的によって取らなければならない単位数は違います。
また、社会人として働きながら単位を取るのか、通信制大学で学ぶことをメインとして単位を取ることが出来るのかにもよって違います。

例えば、1年次入学をして、博士号を取るために入学する方(全日制でいうと大学1~4年で卒業)は、通信制大学メインで時間を取れる場合、全日制の大学と同じ期間で単位を修得しきることは出来るでしょう。

これが、働きながら隙間時間にとなると、4年で卒業するのはかなり厳しいと思います。
仮に、短期大学を出ていたり、以前大学を中退していた・卒業している場合には、以前通っていた大学の単位が通信制大学で認められる可能性があります。
その分入学する学年も単位数によっては2年や3年から始めることが出来ます。
どれ位認められるかは通信制大学次第なので予め相談してみることをお勧めします。

要するに、単位習得の為の学習時間を年どれ位とれるかによって、卒業までの時間は最短でも可能だし、逆に長くもなります

ただし、通信制大学によって、在学できる期間は決まっているのであまりゆっくり進めすぎると間に合わなくなってしまうので注意が必要です。

ここまで読んで通信制大学は辛い・難しいと感じたでしょうか?
正直、通信制大学は全て「慣れ」にかかっていると思います。

「学習する習慣」、「文章を書く習慣」、「本を読む習慣」、「計画を立てる習慣」、全て習慣化してコツコツこなしていくことで、卒業までたどり着くことが出来ると思います。

今、この記事を読んでくださっている皆様は、しっかりと下調べをしている方々なので、そこまで不安になることでもないと思います。

ご自身に合う大学を見つけて、目標に向けて一緒に頑張りましょう!

私ももう少しペースを上げて学習に取り組んでいきたいと思います。

お読み頂きありがとうございます。
あかね

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