教育実習がつらい、不安だと感じている方へ。気持ちを落ち着かせる為にやるべき事。

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こんばんは。あかねです。 

教育実習を前にして不安になっている方が多いのではないでしょうか。 

また、現在教育実習中で思うようにいかなくてつらいと思っている方もいるのではないでしょうか。 

そのような方々に向けて私の教育実習の経験をみて少しでも気持ちを落ち着けることが出来ればと思います。 

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教育実習は楽しいのか? 

結論、楽しいものではありません。 

全体的にみるとつらいことの方が圧倒的に多いです。 

教育実習中の方も教育実習を控えている方にもお伝えしたいです。 

給料もらえないしそもそも学生だし…と思いますが、対応する先生方からすると普通に仕事です。第一に考えるのは児童・生徒のことなので、実際に関係してくる教育実習生に対して真剣に向き合うのは先生方としては当たり前になります。対応してくれる先生方は大まじめです。 

児童・生徒にとっては「教育実習生」は指導教員方と同じ「先生」です。現場に不慣れだということは関係ありません。 

教育実習におけるつらさの原因 

自分の力量に対して先生方や児童・生徒から求められるものが大きすぎる、そのギャップが教育実習生の不安やつらさの原因なのだと思います。 

授業につらさや不安を抱えている方へ 

大丈夫です。 

授業で悩んでいる方、上手く出来ないのは当たり前です。指導教員の方も上手く出来るとは思っていません。自分の思うようにやってみて下さい。 

先生方は教育実習生が担当した単元を、児童・生徒がきちんと理解しているかチェックしています。もう一度書きますが、自分の思うようにやってみて下さい。指導教員から言われたことを真摯に受け止めて次に生かすことが大事です。 

そんなことを言っても不安な気持ちは収まりませんよね。 

もうこれを抑えるには「準備」をしっかりするしかありません。 

指導案作成、資料準備、板書まとめ、プリント作成等々、これらをひたすらに準備するしかありません。準備をしても上手く行くとは限りませんが、しっかり準備をした上での不安と、準備不足からの不安では全く違います。 

これから実習を迎える方は特に、どこの単元を請け負っても良いように指導案を作成しておくなど進められるところは進めておくことをお勧めします。 後に修正することになっても型があるのとないのでは修正にかかる時間も違います。 

授業の準備については今後記事を書きたいと思っています。 

児童・生徒との関わりにおいてつらさや不安を抱えている方へ

児童生徒との関わりについて悩んでいる方、私もそうだったのですごく気持ちが分かります。 

その学校の先生方も時間をかけて児童・生徒と関りを深めていきます。それをたったの数週間で同じレベルで話せるようになるのは、相当なコミュニケーション能力がなければ無理です。 

全校生徒ではなく、せめて自分の担当するクラスの児童・生徒とのコミュニケーションを意識的に取るようにしてください。そして、1度の会話で児童生徒に対して3つ以上質問をするようにしてみてください。

何を話していいか分からないのはお互い様です。質問をして話を掘り下げて児童生徒の話に耳を傾けてみると、次の会話の起点にもなります。興味を持って話を聞いてもらえるのは、児童生徒に限らず嬉しいですよね。 

それでも、時には話しかけてもすぐにその場から去ってしまう児童生徒もいます。受け入れてもらえなかったように感じて酷くショックに感じる事でしょう。 

これ、私が経験したことです。 

めちゃくちゃショックで泣きそうになってしまいます。(もはや泣いていた…) 

確かこの時は養護教諭の方に相談しました。その時のアドバイスで質問を3つすると言いというのを聞きました。それ以外は後で書きますね。 

しかし、相談に乗ってもらったにも関わらず、つらくてしんどくてこの場から逃げ去りたい気持ちは拭えませんでした。そんなことを思っていても、生徒と関わる時間はやってくるので、3つの質問を実践することにしました。 

結果は五分五分といったところでしょうか。担当クラスの生徒からは話しているうちに笑顔が見れるようになってきました。相変わらず避けられている生徒もいましたが。 

正直、会話の内容は思い出せません。時間が経っているのもありますが、緊張しすぎてどのように話しかけたのか全く思い出せないんです。一つ言えるのは、人生で一番積極的に話しかけたということです。友達ではない人に1日に何度も何人も話しかける事って基本的にはないですよね。しかも、マニュアルがあるわけでもない。 

そりゃ大変ですよ。つらいですよ。ネガティブになりますよ。 

マニュアルがあっても大変でつらいのですから。 

そのつらいと思った感覚が変なのではないし、劣っているということもありません。 

そのつらさを上手く行かないことを、劣等感に変えることだけはしないでほしいです。 

私はプロフィールにも書いていますがコミュ障です。コミュニケーションに関しては教育実習当時から自信がありません。今も治っていないどころか年々悪化している気がします。 

相談したときも化粧が崩れるくらいボロボロに泣きました。非常に恥ずかしかったです。 

そんな恥ずかしい経験をした教育実習生もいるので、「この人よりは大丈夫」と自己肯定感を高める材料にしてください。 

まだまだ実習中の恥ずかしい話はありますがまた別の記事で書くことになると思います。

 

教育実習のつらさや不安を少しでも和らげるためにやるべき事

第一に準備です。 

「3授業につらさや不安を抱えている方へ」でも書きましたが、今のうちに進められることは進めておきましょう。指導案を1つ2つ書いておくだけでも全く違います。それ以外にも、先生方に質問したいことをリストアップするのも良いと思います。 

第二に質問・相談です。 

現職の教員に質問できる機会はそう多くはありません。 

忙しそうだから気が引ける、ではせっかくの実習がもったいないです。 

そもそも教育実習生を受け入れるという時点で先生方の仕事や負担はかなり増えていますし、先生方も基本的には教育実習の道を通ってきています。 

指導案を見てもらう時間、授業の振り返りをする時間、教室に行くまでの時間、一度にたくさんの時間を取ることは難しいかもしれませんが、隙間時間を活用すれば話をする時間はあります。
それに、実習生はこんな不安を持っていると指導教員に知っておいてもらえます。児童・生徒だけではなく、先生方とのコミュニケーションも必須です。 

私自身も先生方にアドバイスをもらって実践しました。 

「4児童・生徒との関わりにおいてつらさや不安を抱えている方へ」で書きましたが、生徒との関わり方について相談した際、養護教諭の方も苦労をしたと言っていました。私の実習校の生徒は非常に人見知りが多く、どの先生も苦労しているのだとか。これは慰めかもしれませんが全部がそうでもない気がします。 

その時に私の担当クラスの攻略法を教えてもらいました。あの生徒は人見知りが激しいとか、あの生徒はいっぱい話してくれるとか、あの生徒と話せるようになればあっちの生徒とも自然と会話が増えるとか、です。普段から生徒のことをよく見て、コミュニケーションを取っているから分かる先生の努力の賜物なのだと思います。 

ですので、先生方に相談するのは有りです。というか相談した方がいいです。 

教育実習で学んでくるべきは授業のやり方だけではありません。 

先生方がどのようにして児童生徒とコミュニケーションをとっているのかも見てきてほしいし、先生方に実際に質問や相談をした方が良いことでもあります。 

指導教員だけではなく、色んな先生方を捕まえて質問しましょう。 

校長先生にだって質問してよいのです。 

長くなりましたが、教育実習でつらい、不安と感じている方へ向けて私の経験を交えて書きました。気休め程度にしかならないかもしれませんが、教育実習が非常につらかった私としては、今つらかったり不安を感じている気持ちが痛いほど分かります。 

自分自身、教育実習で成長した部分や思うことがあり、人生における一つの分岐点になったと感じています。 

落ち着いて、冷静にいきましょう! 

お読み頂きありがとうございます。 

あかね 

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